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毎年恒例の冬休み登山!今年はどこへ行こうかと迷っている中、強烈な寒波が接近中とのニュース。
エリアによっては荒れ模様になるだろうと予想し、南アルプスをチョイス。さあその中でもどこにするか。どうせならさらに天候の安定しそうな聖岳へ行こうかと!結構ルートタイムが長いので、テント&雪山装備で頑張れるのか!?いつもならちょっと不安を感じるところでしたが、11月に光岳への登山をしていたので、体力も安定しているタイミング。深いラッセルでも無ければ大丈夫だろう。と言うことで、これまた以前から行きたかった聖岳に決定しました!

秋に行った光岳の時は、折り畳み自転車で走った林道。今回はてくてくと歩きます。
トンネルを抜けると正面にひらける南アルプス連峰!
ナイスなロケーションです。

覚悟はしていましたが、光岳同様に聖岳もしっかりと急登を登らせてくれました。
森の中をひたすら登ります。雪はほとんど無いのですが、途中から中途半端に雪と氷が混ざり、歩くのが大変。

稜線に出る手前には、数か所テントを張れる場所があります。既に先客がいる場所も。風が強い時は森の中で一泊して、翌日登頂と言う流れも多いようです。ただ我々は開けた稜線まで行ってしまいたいと言う欲求にしたがい森を出るところまで。

今日の我が家。ありがたいことに前の登山者が使っていた雪壁のあるテントスペースが残っており、そこにスッポリと収まりました。恐れていた風もほとんどなく、静かな就寝となりました。
テント場についた夕方に、聖岳まで行って降りて来たパーティーに遭遇。当日入山して山頂まで行くには、結構なハイペースで行ってきたのでしょうね~メンバーの中には疲労困憊の様子の人も(笑)

翌日も最高の晴天でスタート!右手に富士山を望みながら、聖岳本体に取り付きます。
今年のお正月は積雪量も少なく、場所によっては夏道が出ている場所もあります。
もっとザックザックと登るかな~と想像していたので予想外。今年、エリアによってはかなり雪が多いと聞いていたのですが、そこはやはり南アルプスなのかなと。

遠く広がる山々の眺望。夏山と違い、雪があると本当に気持ちが良い。
聖岳山頂への最後の斜面。もうすぐだな~なんて思って登っていましたが、意外と時間がかかります。さすが3,000m越え。国内の3,000mの山としては南端に当たるのが聖岳だそうです。

斜面によってはほとんど積雪がありません。

山頂に到着。
爽快な景色が広がります。美しい富士山を望みます。今回の登山では、強風はほとんどありませんでしたが、さすがに山頂は風が強く・・・寒い!
写真を撮って早めに下山を開始。風の弱いところまで行って休憩となりました。

キャンプ地まで下山してテントを撤収!
気合を入れて長い下山のスタートです。
易老沢からの林道の途中で日が暮れてしまい、ヘッドランプを付けて闇の林道歩きとなりました。さすが聖岳。いっぱい歩きました・・・ 前日会った登山パーティーですが、初日に入山から山頂までいって、キャンプ地まで戻って来るなんて元気だな~若さか~(笑)
行きたかった聖岳に登れて大満足!珍しく南アルプスが続いています。

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