I.E.ブランド に込めた想い
この度、株式会社モンテパズプロダクツのオリジナルブランド『I.E.』(インビクタス・アイウェア)第一弾の発売をスタートします!
私自身がアウトドアスポーツが好きで、これまで世界中のスポーツアイウェアを手に取り、日本の多くの人にお届けして来ました。イタリア、フランス、アメリカ、カナダと手掛けたブランドは多く、それぞれに魅力に溢れています。今でも各ブランド大切に輸入販売を継続しています。
自分の想いを込めたブランドも作りたい
その中で『タフ』と言うキーワードをコンセプトに、日本人向けのオリジナルアイウェアをいつかスタートしたいと常々考えるようになりました。ただいつスタートするかと言う具体的なプランを持たない中、2020年コロナ感染という世界的な大惨事を迎え、その影響は当社の様な小さな会社にも大きなインパクトを与える事になります。しかし、そのダメージが新しいことへチャレンジするエネルギーに変わり、今こそ全てに屈しない『タフ』なアイウェアを形にしようと企画をスタートし今回実現する事になりました。
なぜ『タフ』がコンセプトなのか?
アウトドアメーカーに勤めていた20代の頃、ある尊敬する登山家にその当時流行っていた『ソフトシェル(防水までは無いが撥水性があり、動きやすさと蒸れにくさを優先したウェア)』についてどう思うか尋ねたことがあります。
そのヒマラヤを数々登って来た登山家は『面白い発想だとは思う、ただ我々は本当に追い込まれた時に役に立つモノだけ選ぶ様にしているよ。』と優しく答えてくれました。つまり、最悪のシーンを常に想定して用品を選ぶと言う事です。登山で言えば、嵐や吹雪を避けて晴天時に行動する事の方が多いでしょう。ただ確率が低いとはいえ、運が悪ければ最悪のシーンに遭遇してしまうのが、アウトドアフィールドです。場合によっては生死にかかわる状況もあり得ます。
その時に登山家から聞いた言葉が、私のブランド展開の根底となっています。
つまりファッションアイテムでは無く、アウトドアやスポーツなどハードなシーンで使うアイテムは、安全性や機能性はオーバースペックで良いのです。その安心感がその人の大胆なパフォーマンスを引き出し、万が一の時も守ってくれるのです。自転車、スキー、パラグライダー、釣り、野球、スケートなど様々なアクティビティにおいて、最悪のシーンも想定した上で使いやすい機能と美しさを持ったモノづくりが大切だと考えています。
アウトドアやスポーツを愛する多くの人に使ってほしい
アウトドアフィールドで追い込まれた時でもユーザーをサポートしてくれる『パートナープロダクト』の発信を目指して、このブランドを立ち上げました。今後もこのコンセプトを軸に様々なアウトドアシーンにマッチしたアイウェアを開発して行きたいと思っています。どうぞご期待ください。
代表取締役 松田 次郎